4月 11, 2026

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登山ガイド *ねこみみ*

登山日記や自然散策、ガイド企画のHPです

2025年11月19日 | kahori

白馬岳(2017/6/7)

こんにちは。登山ガイドの奥田かほりです。前回の白馬岳から約1週間後、また白馬岳に行っていました…。山小屋付近から旭岳に沈む夕日と雲の様子をタイムラプスで撮影したデータしか残っていませんでした。太陽を見ていると、結構な時間タイムラプスをかけていたようです。

当時のスマホも画像データが入っている外付けHDDも壊れているし…。かろうじてクラウドに残っていたデータを見つけました。おかげで記憶はさっぱり蘇りません。

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2025年11月19日 | kahori

白馬岳(2017/5/28-30)

こんにちは。登山ガイドの奥田かほりです。これは残雪期の白馬へ遊び兼若干のお手伝いに行った時です。画像は山小屋の入り口ですが、先に入山した方が雪かきをしてくれていなければまだまだ雪が残って歩きにくい上に、雪が入り口を塞いで小屋に入れないのが分かります。ふわふわの雪を少し移動する訳ではなく、シャビシャビで重い雪だったり、一度溶けた雪がまた冷えて固かったりと、雪かきはかなりの重労働です。本当にありがたい限りです。

私の中では山小屋に着いたら仕事やお手伝いなのですが、そのための通勤で山を歩いている間は仕事という感覚より登山を堪能しています。が、小屋の方に登山道の情報を報告するため雪の溶け具合などを撮影してきます。

これは5/30に下山した時の大雪渓の状態で、かなり上部から撮影しています。さて、この画像を見て皆さんは何を感じますか?考えますか?「5月末でもまだこんなに雪が残っているんだ!」「見事に沢状の地形だな」という見方もあります。しかし、これを撮影して山小屋の方に画像を見てもらえば、「まだまだ落石は多くない、ほぼ見当たらない。」「急斜面の雪が固かったら滑落してしまうので、自分が下山する時は安全な斜めルートで下山しよう。」「この天気で全く登山者がいないので、かなり注意して歩かないと誰も助けてくれないな(笑)」など色々な事を考え、必要があれば今の登山道の状況と注意点をSNSなどで公開してくれます。

かなり下ってくると雪渓が溶けてクラックどころか、もはや沢が見えているところも…。近くに行ったら落ちて雪の下の沢を流される事になるのでかなり危険です。しかし、この辺りは時期によってはシラネアオイが咲く場所で雪の状況を確認せず近づいてしまう可能性があります。こういった時期は知っている登山道でも他の登山者とすれ違う際には、雪解けの状況を伺ったりします。ソロ登山も好きな私は、お互いの情報交換がとてもありがたいです。

これは5/29の白馬岳の様子。厳密には山頂はとがった場所のほんの少し先で画像には映っていませんが、ほぼ山頂です。5/30の下山の大雪渓では雪がかなり残っていますが、日当たりの良い稜線と山頂付近は雪が解けています。手前の雪は雪かきの跡なので気にしないでください…。毎年何度も登っているとどこから雪解けが始まり、どこに最後まで雪が残るのか分かってきます。それは地形に対する日当たりや気温の問題ですが、私はそれを考えるのが楽しいタイプなので、別の山の地形図を見てある程度予測して登ってみると楽しそうだなぁと思っています。

少しガスってしまいましたが、5/29に少し散策をしました。向かうは画像の杓子岳(左)・白馬鑓ヶ岳(右)方面です。白馬岳と合わせて白馬三山と言われていますが、この時期に杓子岳を登らずに巻こうと思うと雪が残っている箇所が結構あります。この日はあまり時間もなかったので杓子岳へも登らず小屋に戻りました。

雷鳥さんを発見した辺りで引き返しました。5~6月は雄の雷鳥が岩の上で見張りをしている事が多いので、遭遇確率はかなり高いです。

何度通ったか分からない道なので、この時の詳細な記憶はないのですが画像を見返してそんな事を思い出しました。アイゼン・ピッケルがきちんと使える事、落石や滑落を考えたルート取りができる事、間違った雪渓を登らない事、など色々な注意が必要な時期です。ただ、階段は雪に隠れているし分かっていれば下山は超早くて楽ちんです。それを知っていると階段登山道がめんどくさくなる私です…。

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2025年9月10日 | kahori

燕岳(2017/5/19)

燕岳には何度も登っていますが、特に残雪期の5月が印象に残っています。北アルプスで5月と言えば、天候によってブリザードになる事もあれば、ポカポカ日和で登っていける日もあります。この日は、そんなポカポカ日和の天気に恵まれた日でもありました。

この時期、登山道の途中や合戦小屋の上部など、斜度のある場所にも雪が残っている場合がほとんどなので、念のためアイゼンとピッケルを持って行きましたが、ポカポカ天気のおかげで硬い雪は解けており、結果的にアイゼンとピッケルはトレーニング用の重りになっていました。

それでも、山頂付近から見える他の北アルプスの山々に残る残雪は、この時期にしか見る事の出来ない自然の織り成す見事なゼブラ模様です。

そして、他の登山者の方の邪魔にならないお気に入りスポットを探し、このゼブラ模様を見ながらゆっくりお昼ご飯♪という贅沢な楽しみができる1日でした。

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2025年9月3日 | kahori

切込胡・刈込胡(2016/11/4)

こんにちは。登山ガイドの奥田かほりです。

これは白馬山荘の小屋閉め直前だったか、小屋閉め直後だったか今となっては記憶がおぼろげですが、出身地・栃木県に懐かしのハイキングに行った時の画像です。

切込胡・刈込胡は、小学校の時に家族や親戚とハイキングした覚えがあり、印象に残っていた景色があったのでもう一度行ってみたいと思っていた場所でした。その印象がこの写真に写っている倒木です。

休憩ポイントの椅子代わり?といった方が正しいのでしょうか。はるか昔訪れたのは真夏でしたが、涼しかった記憶があります。今回は11月で雪が降った後だったので、モノクロに近い景色になっていました。

そして、当時ハイキングの後に光徳牧場でアイスを食べたので、今回も当時を思い出すようにアイスを食べてきました。

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2025年8月10日 | kahori

尾白川→鞍掛沢から日向山へ(2016/8/8)

こんにちは。登山ガイドの奥田かほりです。

今から考えると、もう10年近く前になるのか…と時の立つ早さを実感しますが、この沢登りはそんなに昔の事のように感じません。それは、最終目的地が、かの有名な日向山だったからなのかもしれません。

沢に入る際の駐車場は日向山への登山道への駐車場と一緒なのですが、いきなりどこ行くの?的な廃道(車の)を通ります。そしていくつかトンネルが出てくるのですが…その雰囲気が微妙にホラー的というより、「この先日本国憲法の法律は通用しません」的な都市伝説の村間を感じます。という訳で、一番怖いのは落石や落盤でした。

と言っても、実はこの沢の入渓地点は今や観光でも有名な尾白川。途中から黄連谷という沢に入り最終的には甲斐駒ヶ岳へ登頂する沢登りをする人達の間では有名なルートです。という事で、途中まるで杣道のような人の踏み後が結構出てきますし、実際にこの日も沢で1泊して甲斐駒ヶ岳を目指す方達にお会いしました。

そして沢には赤リボンまで…

バランス感覚のある人なら、この辺りまでは普通の川遊び場として利用しているようです。しばらくどこでも歩けるような沢登りというよりのほほん川歩きが待っています。そして、小さいながらも落ちたら危ないな、という滝にたどりつきます。ここが、沢登りをする時と川遊びをする時の分岐点になると思っています。

画像だけ見ると難しくもなんともない滝のように見えますが、登りやすい所が滑るんです…。滝に出会った時、人によってその沢をどうクリアするか、そのルートの取り方は様々だと思いますが、私は画像でいえば滝の左側を登りました。ただ、沢登をする人は滝を上から見て滝の左右どちらを登ったかを記載するので、本来であれば私は右を登った、というややこしい事になります…。

なにはともあれ、滝をクリアしたのはいいのですが問題はここからで…甲斐駒ヶ岳への黄連谷ではなく、途中から鞍掛沢へ入る人はそこまで多くなく、分岐点で一度道を見失います。そして地形図を確認し、「少し登りすぎてしまった、急斜面を鞍掛沢まで下りる必要がある」という結論となり、ロープを3回くらい使って鞍掛沢に合流しました…。鞍掛沢はすでに水が少量になっており、もはやあと数十m登れば鞍掛山の登山道に合流する辺りまで、沢登ではない変なルートを辿ってしまいました…。が、ひとまず無事に登山道に合流でき一安心です。

後は、この登山道を辿って日向山に向かっていきます。尾白川の楽しい川遊びから、滑る滝、水のない急斜面の下降からたどりついたのは、これまでと全く違った山の砂浜。このルートのギャップがとても楽しかったのを覚えています。

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2025年8月10日 | kahori

氷瀑(2016/1/27)

こんにちは。登山ガイドの奥田かほりです。

後ろ側に回って見られる滝が全国にあると思いますが、ここもその一つです。2016年当時、この滝は特に冬季立入禁止ではなかったのですが、見ての通り足元はスケートリンクのような氷・巨大なつららも存在します。実際に足元はほぼ平らだったにもかかわらず、アイゼンをつけて中に入りました。

今はその危険度からか、冬季立入禁止となっているようなので滝の名前は伏せておこうと思います。夏にも訪れた事のある滝ですが、氷瀑をつららの隙間を縫って後ろから見るとまるで別世界の様だった事を覚えています。

そして、当時もこれは気温が高くなったり、何かの振動でつららが落ちてきたら相当危険だと感じ、この2枚の写真を撮ってすぐに戻った記憶が残っています。写真に写っている人物は一緒に氷瀑を見に行った知人で顔が判別できてしまうので見にくい画像となってしまいましたが、写真に手を加えさせてもらいました。それでも人の大きさはなんとなく分かると思います。そして、そこから推定できるつららの大きさもとても巨大だと伝わるかな?と感じ、画像を載せました。

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